実数型変数宣言 double
先日実数型変数宣言【 float 】について勉強しました。今回は定数表現方法を勉強するついでにもう一つの実数型変数宣言【 double 】について補足勉強してみたいと思います。
数値定数には8進数、10進数(通常使用する数値)、16進数、指数、long定数、符号なし定数などがあり、まずその辺から少し勉強してみたいと思います。
数値定数 | 表記方法 | サンプル |
8進数 | 0を先頭につける | 0123 |
16進数 | 0x又は0Xを先頭につける | 0x123 |
10進数 | そのまま | 123 |
指数 | e又はEをつける | 3.4567e2(345.67) |
※3.4567e2は3.4567×10の二乗=345.67 と言う表現になります。
接尾語を指定する事で、異なる型の数値定数にする事が出来ます。
※今回この表のサンプルはありません。今後接尾語を使用したケースの際、参照用としたいと思います。
定数タイプ | 接尾語 | サンプル |
int定数 | 接尾語は不要 | 12345678 |
long定数 | l又はLをつける | 12345678L |
unsigned int定数 | u又はUをつける | 12345678U |
unsigned long定数 | ul又はULをつける | 12345678UL |
double定数 | 接尾語は不要 | 123.456 |
float | f又はFをつける | 123.456F |
long double | l又はLをつける | 123.456L |
8進数、10進数、16進数、実数、指数(乗数)表現のサンプルです
※printfについては面倒なので、それぞれ整数型【 pp 】と実数型【 tt 】にそれぞれ関数にしました。
#include <stdio.h> void pp(int a); void tt(double b);int main(void) { int n8, n10, n16; double f, fe;n8=0123; n10=123; n16=0x123; f=1.234; fe=5.678e2;pp(n8); pp(n10); pp(n16);tt(f); tt(fe); return 0; } void pp(int a) } void tt(double b) |
上記サンプルの解説図
上記の実行結果です。
コメント