ifある条件に当てはまる場合は実行する
ある条件に当てはまる場合は実行する条件文を勉強してみたいと思います。例えば、信号が赤なら止まれ、夜20時になれば電機を消せ、等ある条件に当てはまる場合は実行すると言う条件文です。
条件分【 if 】を書く時の注意点
【 print 】関数や変数を書いた後にに、プログラムの終わりを伝える【 ; 】セミコロンが必要だと申し上げましたが、条件文の場合はこのセミコロンは必要有りません。
また条件を開始する 【 { 】カーリーブラケット、条件の終わりをを示す【 } 】カーリーブラケット閉じるが必ず必要になります。
※この後ループ【 for 】や【 while 】と言うループを勉強するのですが、これも条件文になります。
条件文の例です。※if(a <= 10)の後にセミコロンは付けてはいけない決まりです。
※条件文の間にある関数に関してはセミコロンは必要です。
if(a <= 10){ print(“10以下です\n”); } |
サンプルソース
キーボードから入力した数字が10以下なら10以下ですと表示させるソースです。
#include <stdio.h> main() { int a; printf(“数字を入力して下さい”); scanf(“%d”,&a);if(a <= 10){ print(“入力された数字は10以下です\n”); } } |
【 if 】の後ろに条件【 (a <= 10) 】を指定し、その条件が一致するなら実行する文章を【 { 】カーリーブラケットを書いて、実行条件を書き【 printf(“入力された数字は10以下です\n”); 】【 } 】カーリーブラケット閉じる。と言う決まりになります。
実行結果
関係演算子について
条件を指定する時に使う演算子
【 if(a < 10) 】 意味 aが10未満の場合
【 if(a > 10) 】 意味 aが10より大きい時
各演算子の説明(整数にて条件を説明)
演算子 | 条件例 | 説明 | |
> | if(a > 10) | aが10より大きい場合。10以下なら当てはまらない | |
>= | if(a >= 10) | aが10以上の場合。 | |
< | if(a < 10) | aが10未満の場合。9以下なら当てはまる。 | |
<= | if(a <= 10) | aが10以下の場合。 | |
== | if(a == 10) | aが10の時だけ当てはまる。 | |
!= | if(a != 10) | aが10以外なら当てはまる。 |
ifの条件判定
条件判定を書いた場合、プログラムは条件に合った場合【 真 】と判定し、当てはまらない場合は【 偽 】と判定する仕組みになっています。この【 偽 】判定に使うのが【 else 】です。
【 if(a <=10) 】aが10以下なら実行し、さもなくば【 else 】を実行しなさい。という具合に使う事ができます。
サンプルソース キーボードから入力した数字が5なら大当たりと表示し、さもなくば残念はずれですと表示しなさい。
#include <stdio.h> main() { int a; printf(“1~6までの数字を入力して下さい”); scanf(“%d”,&a);if(a == 5){ printf(“大当たり\n”); }else{ printf(“残念はずれです\n”); } } |
ソースの解説
※申し訳ありませんinclude<stdio.h>がサンプル図には無いのですが必ず必要です。
実行結果
割引プログラムコードサンプル
一個100円のりんごを5個以上購入のお客さんには2割引、5個以下のお客さんには1割引するサンプルです。
変数【 r 】をりんごの購入数
変数【 kakaku 】をりんごの単価100円を代入
#include <stdio.h> main() { int r,kakaku,en; printf(“りんごの個数を入力=”); scanf(“%d”,&r); kakaku=100;if(r >= 5){ en=r*kakaku*0.8; printf(“りんごの価格は%d円です\n”,en); } else{ |
上記ソースの解説です。
【 int 】を使用し、変数【 r 】(りんごの数) 【 kakaku 】(りんごの定価) 【 en 】計算結果を代入用変数を用意し、【 scanf 】にて購入したりんごのカズを入力してもらい【 r 】に代入します。
5個以上購入されたお客さんには、2割引(定価の8割で販売)なので(式:りんごの数×定価×0.8)
4個以下購入されたお客さんには、1割引(定価の9割で販売)なので(式:りんごの数×定価×0.9)
としております。
実行結果
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