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system関数について
一般ユーティリティー【 <stdib.h> 】ヘッダファイルを使い【 system 】関数を使ってみる(DOSコマンドの実行)。
※この章からmain関数(プログラム本体の書き方)の書き方を変更しています。
DOSコマンド【 time 】【 date 】【 ver 】を【 system 】関数を使いプログラムで実行させて見る勉強です。
※実行しても、時刻や日時の変更は行わないで下さいね。
#include <stdio.h> #include <stdlib.h>int main(void) { system(“time”);system(“date”);system(“ver”);return 0; } |
上記ソースの説明
【 #include<stdlib.h> 】宣言をして、標準の一般関数を使えるようにします。
【 system 】関数でdosコマンドを実行させる事が出来ます。
【 time 】※(”time”)ダブルクウォートが必要です。:時間を更新するコマンド
【 date 】※同上:日時を更新するコマンド。
【 ver 】※同上:Windowsのバージョン情報を表示するコマンド。
※今回から【 main 】関数の書き方が代わっております。『 int main(void){ プログラムの本体 return 0; } 』としている点にご注意下さい。ただ以前のmain関数の書き方でも問題なくコンパイルは可能です。
プログラムの実行結果
※日時や日付を書き換える必要はありません。未入力のままEnterキーを押して完了することが可能です。
一般ユーティリティー関数一覧
【 #include<stdlib.h> 】宣言が必要
関数毎の説明
- abort プロセスを強制中断する
- abs int型データーの絶対値
- atexit プログラム終了時点でも関数実行
- atof 文字列をdouble型に変換
- atoi 文字列をint型に変換
- atol 文字列をlong型に変換
- bsearch バイナリリサーチ
- calloc 配列の為のメモリブロック確保
- div 商と余りの計算
- exit 処理終了
- free メモリブロック解放
- getenv 環境変数の値の取得
- labs long型データーの絶対値
- ldiv long型データーの商と余りを計算
- malloc メモリブロック確保
- rand 擬似乱数を返す
- realloc メモリブロックの再確保
- srand 擬似乱数の発生系列を変更する
- strtod 文字列をdouble型に変換
- strtol 文字列をlong型に変換
- strtoul 文字列をunsigned long型に変換
- qsort クイックソート
- system OSコマンドを実行
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